九州電:メガ3行から融資2500億円、社債発行停止の中4500億円確保

九州電力がみずほコーポレート銀行、 三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行と総額2500億円の融資契約を18日 付で結んでいたことが分かった。原発保有リスクを背景に社債による調 達を見送っていたが、他に調達済みや調整中分も含め融資で4500億円 以上を確保。社債償還や火力発電の燃料費などに充てるとみられる。

大手3行との契約については九州電報道グループの池田新平氏が 明らかにした。一方、事情に詳しい関係者によると、日本政策投資銀行 も11月下旬に1000億円の融資を実行する方向で調整している。九州電 は9月にも福岡銀行と西日本シティ銀行が組成した協調融資1045億円 を調達しており、一連の融資総額は4545億円に上る。

九州電は東日本大震災以降、主な資金の調達手段である社債が発行 できないまま総額1100億円の社債を償還したほか、年内に総額400億 円の社債が満期を迎える。一方、原発停止に伴い火力発電所などに用い る燃料費増が収益を圧迫し、4-9月の純損益は160億円の赤字(前年 同期は218億円の黒字)と財務的に厳しい状況が続いている。

今回の融資に関しては、やらせメールをめぐる混乱を受け、政投銀 が融資を一時凍結したとの報道もあったが、関係者によれば九州電は当 初予定通り11月下旬に政投銀から融資を受けることができるという。

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