英仏首脳が対立、26日の会議でのユーロ圏外の国の権利めぐり-関係者

キャメロン英首相とサルコジ仏大 統領は23日、ギリシャを発端とした債務危機の収拾戦略の見直しに関 する10月26日の会議について議論し、ユーロ圏外の国が同会議に出 席する権利をめぐって意見が対立した。

ブリュッセルで行われた両首脳の会談に詳しい関係者2人によれ ば、キャメロン英首相は3日後に最終合意が見込まれる協議にはEU 加盟全27カ国の首脳が参加すべきであり、ユーロ圏17カ国だけに限 定すべきでないと主張。これに対しサルコジ仏大統領は、英国が関与 を望むならユーロを導入すべきだったと答えたという。

キャメロン首相は会談後に記者団に対し、「われわれはユーロ圏の 外にとどまりたい国の利益を守らねばならない」と述べ、「今回の危機 はユーロ圏の財政・経済統合の拡充が不可欠であることを意味してい るが、英国の利益を犠牲にするものであってはならない」と強調した。

関係者らによると、サルコジ大統領は昼食会でキャメロン首相に 対し、同首相とオズボーン英財務相がユーロ圏の危機対応を批判して 対応策に関し意見を差し挟んだことに立腹していると伝えたという。 妥協案として、26日にユーロ圏首脳が戦略を取りまとめる前にEU加 盟全27カ国の首脳会議を開催することで合意に達したという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE