ユーロが反落、欧州首脳が危機対応でECBの役割拡大を否定

24日の外国為替市場で、ユーロが 5営業日ぶりに反落。ギリシャ発の債務危機に歯止めをかけることを 目指す欧州首脳が、救済基金の能力拡充に向けて欧州中央銀行(EC B)のバランスシート活用の可能性を否定したことが材料視された。

ギリシャ国債の損失負担で政治家が少なくとも50%のヘアカッ ト(債務減免)を求めているのに対し、銀行の提案が40%にとどまっ たとロイター通信がバンカーの話として報じたこともユーロ安要因。 一方、ドルは対円で、過去最安値から0.5%の水準で取引されている。 米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の第3弾を検討するので はないかとの観測が広がった。

ウエストパック銀行の為替チーフストラテジスト、ロバート・レ ニー氏は「特にヘアカットをめぐる疑問は当面残るだろう。ユーロに なお売りバイアスがかかるのは当然だ」と語った。

日本時間午前6時32分現在、ユーロは0.3%安の1ユーロ=

1.3858ドル。21日のニューヨーク市場では0.8%高の1.3896ドルだ った。対円では0.3%安の1ユーロ=105円64銭。

21日に対円で戦後最安値を更新したドルは1ドル=76円22銭と、 先週末の76円29銭から下落している。

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