コンテンツにスキップする

ミネアポリス連銀総裁:今年のFOMC決定はインフレリスク容認示唆

米ミネアポリス連銀のコチャラコ タ総裁は21日、ミネソタ州ミネアポリスで講演し、米連邦準備制度理 事会(FRB)の金融政策について、インフレに関する目標が変わり つつあるとし、これは政策当局者への信頼を弱めるものであると指摘 した。

同総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)による決定に 触れ、失業率を押し下げるために物価上昇率が2%を超えるのを容認 することで、「インフレリスクをより積極的に容認していることを示唆 している」と指摘した。また、「こうしたインフレリスク容認の傾向が 持続するか、その見込みならば、インフレ期待の高まりという有害な 結果を生む恐れがある」と説明した。

同総裁は直近の2回のFOMCの会合で緩和策に反対した出席者 3人の中の1人。同総裁は、FOMCは政策に対する使命を不明瞭な ものにしたとし、これは一段と「明確なコミュニケーション」によっ て是正することができると強調。「FOMCの2011年の政策決定は金 融政策の使命に対する透明感の欠如を招いたと信じる」と指摘した。

一方、同総裁はFRBが物価指標として重視する食品とエネルギ ーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数について、向こう数年 間はわずか2%超の水準に上昇すると予想。失業率は2013年末までに 8%程度に低下しようとの見通しを明らかにした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE