NY金先物(21日):1週間ぶり大幅高-ドル下落や欧州への期待で

ニューヨーク金先物相場は反 発。約1週間ぶりの大幅高となった。ドルの下落や、欧州が債務危機 の収束で進展するとの楽観が広がったことを背景に金に買いが入った。

ドルは主要6通貨のバスケットに対して4日続落、一時は

0.9%値下がりする場面もあった。週末にはブリュッセルで欧州連合 (EU)首脳会議が開かれ、域内財政危機の解決策を模索する。債務 危機の深刻化で世界の成長と商品需要が脅かされるなか、金は8月末 以降11%下落している。

フューチャーパス・トレーディングのトレーダー、フランク・レ シュ氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、「ドルの下落と現物買 いが相場を支えている」と指摘。「欧州が危機を食い止めるためにど ういう行動を起こすのかが関心の的だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比1.4%高の1オンス=1636.10ドルで終了。10日 以来の大幅上昇となった。週間では2.8%安と3週ぶりの下落。