香港株(終了):上昇、欧州当局の危機打開に期待-中遠太平洋が高い

香港株式相場は上昇。23 日の欧州連合(EU)首脳会議を前に、欧州当局が域内の債務 危機打開に向け最大9400億ユーロ(約99兆5000億円)規模 の救済基金を整備することを検討していると報じられたことで 買いが優勢になった。

ギリシャのピレウス港でコンテナ施設を運営する中遠太平 洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)は2.9%高。アルミニ ウム生産で中国最大手のチャルコ(中国アルミ、2600 HK)は

2.3%上げた。向こう3年間モンゴルからコークス用炭を購入す るとの発表が好感された。

中国工商銀行(1398 HK)や不動産開発のサンフンカイ・ プロパティーズ(新鴻基地産発展、16 HK)も高い。

一方、中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(中国石油、 857 HK)は0.5%下げた。

ハンセン指数は前日比42.62ポイント(0.2%)高の

18025.72で終了。週間ベースでは1カ月ぶりの大きな下落率 となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.3%高 の9219.73で引けた。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセッ ト・マネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハル マリック氏(シドニー在勤)は「欧州首脳は前進しつつあるよ うだ。ただ、道のりはまだ長く、相場の地合いは極めて弱い状 態が続いている」と述べた上で、「首脳会議で決定的な包括策が 示されるかどうか、その後にまだ何か出てくるのか、情報が多 く、不透明感に覆われている」と語った。

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