オリンパス:買収問題で第三者委設置、株主への回答で追加開示も

オリンパスは21日、過去の買収案 件などを調査する第三者委員会を設置すると発表した。弁護士や会計 士など有識者で構成する方針。買収でのファイナンシャルアドバイザ ー(FA)支払いなどを問題視したマイケル・ウッドフォード前社長 が解任されて以降、約1週間で同社株価は半値以下に急落、同日終値 は約12年ぶりの低水準となった。

オリンパス広報担当の藤原康俊氏は、委員会設置の「時期は明言 できないが、早急に準備している」と語った。

発表文はまた、過去の買収に関する質問が盛り込まれた一部株主 からの書簡を受領したと説明。その回答中に追加開示すべき情報があ れば公表するとしている。

オリンパスに対しては筆頭株主の日本生命保険が20日までに「十 分な説明責任」を果たすよう要請。第7位株主の米投資会社も追加開 示などを求める書簡を同日に送付したとしていた。藤原氏によると受 領した書簡は複数で、うち1通は海外の企業から届いた。

同社株価はウッドフォード氏の社長解任を発表してから急落を続 け、1週間が過ぎた21日の終値は前日比6.8%安の1231円と、1999 年12月1日以来の低水準となっている。解任直前の13日終値2482円 と比べ、半値以下となった。