欧州株(21日):上昇、欧州債務危機の解決策に期待-銀行株高い

21日の欧州株式相場は上昇。 ユーロ圏の債務危機を救済するために欧州当局者が巨額資金の融通 を協議していることが手掛かりだった。週間ベースでは年初来で最 長の連続高となった。

この日は銀行株と鉱山株が上昇。仏自動車部品メーカー、ヴァ レオは6.6%高。売上高の増加が好感された。スウェーデンのルン ディン・ペトロリウムは9.8%の大幅上昇。ノルウェー最大の石 油・ガス会社スタトイルが北海での石油埋蔵量の見積もりを2倍に引 き上げたのが手掛かりだった。

ストックス欧州600指数は前日比2.5%高の238.93。米格付 け会社フィッチ・レーティングスがフランスの「AAA(トリプル A)」格付けを変更する計画がないことを明らかにすると、上値を伸 ばした。

EFGアセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、 セイレシュ・ブンディア氏(ロンドン在勤)は「長期的な危機への解 決策を盛り込んだ信頼性ある3つ星、4つ星の対策が望まれている」 と述べ、「投資家は強気になりたいが、今の政治的状況では不可能だ」 と続けた。

イタリアのウニクレディトは6.6%高。スペインの銀行大手の サンタンデール銀は2.9%上昇。ソシエテ・ジェネラルは5.6%値 上がりした。

ヴァレオは2011年の業績見通しを維持。7―9月(第3四半 期)売上高は前年同期比14%増の26億6000万ユーロだった。