ブラジル株:下落-追加利下げ観測後退と欧州懸念による商品安で

20日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が下落。今週に入って3回目の値下がりとなった。 同国中央銀行が前日に0.5ポイントの利下げを実施したことで、一段 の利下げ観測が後退した。欧州債務危機で需要が損なわれるとの懸念 から商品相場が下落したことも響いた。

売上高でブラジル3位の住宅建設会社ガフィーザなど内需関連株 が安い。鉄鉱石生産のヴァーレやMMXミネラサン・エ・メタリコス も売られた。中国経済の減速と長引く欧州債務危機の影響で、鉄鉱石 価格は一段と下落する可能性があるとの懸念が広がった。原油安が嫌 気され、ブラジル石油公社(ペトロブラス)も下げた。

ボベスパ指数は前日比1.7%安の54009.98。指数構成銘柄のうち、 値下がりが58銘柄、値上がりは7銘柄にとどまった。通貨レアルは

0.4%安の1ドル=1.7810レアル。

証券会社アチバ・コレトーラ(リオデジャネイロ)のディレクタ ー、アルバロ・バンデイラ氏は、「年末に向けて、ブラジル中銀はイン フレを一段と警戒する必要があるかもしれない」と指摘。また、「欧州 情勢が市場に影響を与え続けている」と述べた。

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