NY原油(20日):続落、欧州債務危機めぐる不安が圧迫

ニューヨーク原油先物相場は 続落。欧州債務危機をめぐる主要国間の調整難航が市場心理を悪化さ せている。

欧州各国政府は、一時的措置の欧州金融安定ファシリティー(E FSF)と恒久的な救済枠組みである欧州安定化メカニズム(ESM) の統合を検討していると、協議に詳しい関係者2人が明らかにした。 ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は共同声明を発表 し、「包括的かつ意欲的な」計画に26日までに合意するよう各国政 府に求めた。

ゴールドマン・サックス・グループ(ニューヨーク)のエネルギ ー調査担当責任者、デービッド・グリーリー氏は「欧州債務危機をめ ぐるセンチメントが原油相場を動かしている」と指摘。「解決策がま だ出ていないことや不確実性が市場に大きな影響を及ぼしている」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比81セント(0.94%)安の1バレル=85.30ドルで終了。11 月限はこの日が最終取引。実質中心限月となった12月限は22セン ト安の85.30ドル。