NY金先物:続落、2週間ぶり大幅安-欧州債務懸念で商品全般に売り

ニューヨーク金先物相場は続 落。2週間ぶりの大幅安となった。欧州が域内債務危機の解決策をま だ見いだしていないことを手掛かりに、原材料の需要が後退するとの 懸念が強まった。

商品24銘柄で構成するS&PのGSCI指数は一時1.9%下落。 ソブリン債危機の解決策をめぐるドイツとフランスの意見の相違が背 景。欧州連合(EU)の各国首脳は23日に会議を開き救済計画に関 して協議する。金は先月6日に付けた過去最高値のオンス当たり

1923.70ドルから16%値下がりしている。

カントリー・ヘッジング(ミネソタ州セントポール)のアナリス ト、スターリング・スミス氏は電話インタビューで、「欧州に関する 不安が金を含む商品全般に萎縮効果をもたらしている」と指摘。「金 はここ最近、商品の典型的な値動きをしている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比2.1%安の1オンス=1612.90ドルで終了。4日 以来の大幅下落となった。一時は1604.70ドルと、5日以来の安 値を付ける場面もあった。