EU:26日に再び首脳会議-危機対策めぐる独仏の意見隔たりで

欧州連合(EU)は、ソブリン債 危機の解決策をめぐるドイツとフランスの意見の隔たりを埋めるため、 26日に追加の首脳会議を開く。

メルケル独首相とサルコジ仏大統領は共同声明で、危機対策で「グ ローバルで野心的な」戦略を目指していると述べ、従来から予定され ていた23日のEU首脳会議の前日である22日にブリュッセルで会談 することを明らかにした。両首脳は20日に電話会談した。26日の追加 首脳会談はEUが発表した。

ドイツの議員3人が20日明らかにしたところによれば、メルケル 首相は、21日に予定していたベルリンの議会での演説を取りやめた。 欧州の救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機 能拡充のための提案をめぐる行き詰まりが理由という。

与党キリスト教民主同盟(CDU)のノルベルト・バーセル議員 は記者団に対し、「失望させられる展開だが、基金の効率を高める方法 の具体的な提案なしでは、首相が21日に完全にそろった案を提示する ことはできない」と語った。野党議員2人も首相の演説がキャンセル されたことを確認した。

フランスとドイツは、債務危機への取り組みで欧州中央銀行(E CB)が果たす役割をめぐり対立している。