セントルイス連銀総裁:経済理論と政策の隔たりを埋めるべきだ

米セントルイス連銀のブラー ド総裁は20日、エコノミストらに対して、理論的研究と実際の政 策課題との隔たりを埋めるよう求めた。

ブラード総裁は、同連銀が主催した会議で、経済理論と現実の 政策との関連性について、「先進的な経済理論は現実の政策にとって より意味のあるものとすべきだ。一方、現実の政策は理論上の世界 で展開される難解な考えを理解し、受け止める必要がある」と述べた。 さらに「経済理論と経済政策が交差する基礎研究を支援する上で、 セントルイス連銀は長い間、指導的な役割を果たしてきた」と続けた。

事前に準備した講演原稿によると、ブラード総裁は、現在の経 済状況や金融政策について言及しなかった。同総裁は前日、連邦公 開市場委員会(FOMC)の現行の政策について「適度に緩和的」 だと述べ、経済が再びリセッション(景気後退)に陥る可能性は低 いとの認識を示した。