米景気先行指数:9月は伸び鈍化、景気後退確率なお50%

米景気先行指数は9月に上昇 したものの、伸びは鈍化した。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが20日発表した9月の 米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.2%上昇。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値と一致した。 前月は0.3%上昇だった。

コンファレンス・ボードのエコノミスト、ケン・ゴールドスタイ ン氏は発表文で、「今回のLEIは年末を通じて経済状況が軟調にな ることを示唆している」と指摘。「今後数カ月内に後退入りする可能 性はまだ50%前後ある」と続けた。

9月のLEIは、主要10項目のうち5項目がプラスに寄与。長 短金利差のほか、消費者期待度指数や資本財受注がプラス寄与となっ た。

一致指数は0.1%上昇。同指数には、全米経済研究所(NBE R)が景気循環の判定に使用する個人所得や鉱工業生産、小売売上高 などが含まれる。

遅行指数は0.2%上昇した。同指数には商工業貸し出し、失業 期間、単位当たり労働コスト、在庫率、消費者信用残高などが含まれ る。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのチーフエコノミスト、 ジョン・シルビア氏は「勢いが失われている」と指摘。「米経済は拡 大局面に移行しているが、通常の拡大ペースをかなり下回っているこ とが問題だ」と述べた。

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