米AT&T:7-9月利益は予想と一致-iPhone利用者増が寄与

移動通信サービスで米2位、 AT&Tの7-9月(第3四半期)決算は、利益がアナリスト予想と 一致した。ベライゾン・ワイヤレスやスプリント・ネクステルとの競 争は激化しているが、携帯電話の新規加入者が予想以上の伸びとなっ た。

20日の発表によると、一部費用を除いた利益は1株当たり61 セント。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均も61セン トだった。

携帯電話サービスの新規の月極加入者数は31万9000人。前四 半期の33万1000人から減少したものの、ブルームバーグがまとめ たアナリスト6人の予想平均29万4000人は上回った。米国の携帯 サービス上位3社が全てアップルの多機能携帯電話「iPhone (アイフォーン)」を取り扱うようになったことから、第4四半期は 競争が一層激しくなる可能性がある。

ハドソン・スクエア・リサーチのアナリスト、トッド・リスマイ アー氏(ニューヨーク在勤)は「第4四半期にAT&TがiPhon eをどれだけ販売するかが焦点だ」と指摘。「市場シェアでどの程度 成功しているか」に注目が集まっていると述べた。同氏はAT&T株 の買いを推奨している。

AT&Tの第3四半期決算は、純利益が36億2000万ドル(約 2788億円、1株当たり61セント)と、前年同期の123億ドル (同2.07ドル)から減少した。前年同期はシンギュラー・ワイヤレ ス買収に伴う83億ドルの一時利益が計上されていた。

売上高は前年同期比0.3%減の315億ドル。前年同期は316億 ドルだった。アナリストの予想平均は316億ドル。

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