ギリシャの債務の傾向に引き続き極めて深い懸念-トロイカ

欧州連合(EU)欧州委員会と国際 通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の「トロイカ」はギリシ ャに関する報告原案で、2010年末時点に国内総生産(GDP)の140% を超えていた同国債務は「長年にわたり極めて高い水準にとどまり、同 国を負の衝撃に対して脆弱(ぜいじゃく)にするだろう」と指摘してい る。

トロイカはさらに、「ギリシャの債務傾向は引き続き極めて深い懸 念をもたらす」とした上で、「財政引き締めと民営化の目標が順守され 構造改革に成長が反応すれば、債務の対GDP比は2013年以降、低下し 始める可能性がある」と分析している。

また、「数カ月前の見通しに比べると、景気回復と財政引き締め、 民営化計画の遅れにより債務の維持可能性は事実上悪化した」との認識 も示した。