投資家は中国に期待、ジャンク債が一気に成績好転-クレジット市場

中国企業が発行したドル建て のジャンク(投資不適格級)債は9月のパフォーマンスが世界的に 最悪だったが、今月に入り最良のリターン(投資収益率)に転じて いる。中国が世界経済の混乱を乗り切ることができるとの投資家の 期待が背景だ。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのデータによ れば、主に中国の不動産会社が発行する高利回り債は9月のリター ンがマイナス20.5%だったが、10月はプラス15.6%と大きく改善。 他国との比較でも、インドのプラス10%、米国のプラス2.6%より 良好だ。

方興地産のドル建て債はプラス32%と最大のリターンを示し ている。広東に本社を置く不動産開発会社、碧桂園もプラス17%と 高いリターンだ。

中国銀行傘下の中銀国際証券で債券調査責任者(香港在勤)を 務める王衛氏は19日、「米国と欧州が数カ月以内にそれぞれの問 題を解決できるとは思わないが、中国は景気に関しても政策に関し てもうまくやるだろう」と述べた。

欧州の債務危機や米国のリセッション(景気後退)懸念などを よそに、中国国家統計局が今週発表した7-9月(第3四半期)の 国内総生産(GDP)は前年同期比9.1%増と、9四半期連続で 9%を超える経済成長となった。

--Rachel Evans, Henry Sanderson. With assistance from Sarah McDonald and Edward Johnson in Sydney. Editors: Shelley Smith,James Regan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Rachel Evans in Hong Kong at +852-2977-4634 or revans43@bloomberg.net; Henry Sanderson in Beijing at +86-10-6649-7548 or hsanderson@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Shelley Smith at +852-2977-6623 or ssmith118@bloomberg.net

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