ブルームバーグ米消費者信頼感指数、10月はリセッション以来で最悪

米国の消費者の景気に対する 見通しは10月に悪化し、リセッション(景気後退)以降で最悪と なった。

ブルームバーグ消費者信頼感指数のうち景気見通しを示す月間 の指数は10月にマイナス45と、2009年2月以降で最低の水準だ った。週間ベースでは10月16日終了週にマイナス48.4。マイナ ス50.8と過去最低水準に接近していた前週からは改善した。

不安定な株式相場と雇用低迷、賃金の伸び悩みが消費者心理を 悪化させており、米経済の7割を占める個人消費が低迷するリスク を強めている。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長 やオバマ米大統領らは、世界最大の経済大国である米国の成長を促 すための対策をとりつつある。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノ ミスト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は、消費者信頼感統計について 「米国民の心理の悪化を示している」と指摘。「ここ最近の経済活 動の伸びにもかかわらず、景気動向の悪化が見込まれている」と述 べた。

週間の消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数はすべて が改善。景況感の指数はマイナス85.8と、前週のマイナス87.1 から上昇。家計指数は前週のマイナス11.5からマイナス7.7へ、 消費環境指数はマイナス53.7からマイナス51.5にそれぞれ改善 した。

ベージュブックに一致

米消費者の景気の見方は、FRBが19日発表した地区連銀経 済報告(ベージュブック)に沿っている。ベージュブックは「全般 的に、経済活動は9月引き続き拡大した。ただし多くの地区は成長 ペースについて『緩やか』、もしくは『非常に弱い』と表現した」 と記した。また雇用市場については「9月は、ほとんど変化は見ら れなかった」とし、いくつかの地区では「新規雇用に対する需要は 限定的もしくは特定のものにとどまった」と報告した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳 以上の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞 き取り調査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラ ス100。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。

月間の見通しを示す指数は週間の指数とは別に、過去2週間で 500世帯を対象に実施した調査を基に算出されている。

-- Editors: Vince Golle, Carlos Torres

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