シティ、欧州危機収束前に高利回り通貨を購入-長期的なドル需要低い

米銀シティグループは高利回り 通貨の買いを進めている。長期的なドル需要は低いとみており、欧 州の債務危機収拾を前に対応を取っている。

シティのG10(主要10カ国)通貨戦略責任者を務めるスティー ブン・イングランダー氏(ニューヨーク在勤)は、9月のドル上昇 は米国債の安全性が他の米資産より高いとの判断が背景にあり、ド ル本来の弱さを暗示していると指摘した。

イングランダー氏はインタビューで、「投資家がドルを購入して いるのは、ドルを好むからではなく、世界が最悪の状況にあってド ルが安全だからだ。いったんこうした状況から脱却すれば、ドルの 魅力は最低だ」と説明。「問題が収束すれば、主要通貨以外のG10 通貨は急反発するとみて、リスクを取るポジションとしている」と 語った。

主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE) のドル指数は9月に6.3%上昇と、2008年10月以来最大の上昇を記 録した。今月は2.1%下落。

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