アジア株:下落、欧州債務問題めぐる不透明感で-米景気先行き懸念も

20日午前のアジア株式相場は下落。 指標のMSCIアジア太平洋指数はこのまま推移すれば、約1週間ぶ りの安値で取引を終えることになる。欧州の救済基金をめぐる協議の 不透明感に加え、米企業の間で米経済の先行きに対し悲観的な見方が 一段と強まっていることが背景。

売り上げの大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディ ングスは香港市場で6.9%安。世界最大の鉱山会社、英・オーストラ リア系BHPビリトンは、商品相場安が嫌気され2.1%下げている。 豪州最大の産金会社、ニュークレスト・マイニングは5.3%下落。7 -9月期の金生産量が前年同期比で減少したとの発表が売り材料。シ ャープも安い。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時44分現在、前日 比1.3%安の115.82。このまま引けると終値ベースで11日以来の安値 となる。騰落銘柄比率は上昇1に対して下落が約4。

日経平均株価の午前終値は前日比79円97銭(0.9%)安の8692 円57銭。