9月の米中古住宅販売は前月比2.5%減か、雇用不足が重し-BN調査

米国の9月の中古住宅販売は前 月比で減少が見込まれる。増加した翌月は減少というパターンを繰り 返し、雇用不足と信頼感の低下が住宅業界の重しとなっている様子を 示すとエコノミストはみている。

9月の米中古住宅販売件数は、ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト77人の予想中央値で前月比2.5%減の年率491万 戸が見込まれている。また、先週の失業保険申請件数は小幅な減少が 予想されている。

成長について悲観的な見方が拡大し、失業率は9%を上回り、資 金調達の機会が限られる中で、一部の消費者は住宅ローン金利が過去 最低水準にある状況を活用できずにいる。差し押さえに伴い供給物件 が増え価格を押し下げていることも、引き続き住宅業界にとって問題 となっている。リセッション(景気後退)が終了して2年余りが経過 しているが、住宅市場の回復はほとんど見られていない。

BMOキャピタル・マーケッツのエコノミスト、ジェニファー・ リー氏(トロント在勤)は「短・中期的に住宅市場の弱さは変わらな い」と指摘。「リセッションないし景気減速と、不透明な労働市場、 変動の激しい金融市場をめぐる情報が、活動を制限することにつなが っている」と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は、20日午前10時(ワシントン 時間、以下同じ)に中古住宅販売件数を発表する。予想レンジは470 万-510万戸。

米労働省が午前8時半に発表する10月15日終了週の新規失業 保険申請件数は、ブルームバーグによるエコノミスト調査(46社の 中央値)で40万件と、前週の40万4000件から減少が見込まれて いる。

-- With assistance from Chris Middleton in Washington. Editors: Vince Golle, Carlos Torres

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