シンバイオ株の初値は公開比20%安、医薬品開発-ジャスダック上場

大証ジャスダック市場にきょう新 規株式公開(IPO)したシンバイオ製薬株は、午前10時40分に公 開価格(560円)を20%下回る450円で初値を付けた。その後も売り 優勢で、一時378円まで下げ幅を拡大。公開株数586万5000株(公募 510万株、オーバーアロットメントによる売り出し76万5000株)に 対し、10時56分時点の売買高は120万株。

バイオベンチャーの同社は、がん、血液、自己免疫疾患領域の希 少疾病分野を中心に、医薬品の開発・商業化を展開。国内のほか、ア ジアでの事業展開にも注力している。主幹事は三菱UFJモルガン・ スタンレー証券が務める。

2011年12月通期の予想単独業績は、売上高が前期比33%増の19 億3300万円、営業損益は23億5100万円の赤字(前期は6億1200万 円の赤字)。国内、シンガポールでの一部商品の販売伸長、韓国での製 造販売承認の取得に伴うマイルストン収入などで増収となるが、研究 開発費や為替差損などを計上する関係で赤字幅は拡大する見通しだ。