UBS、投資銀行部門で1700人を追加削減の可能性-JPモルガン

スイス最大の銀行UBSは債券事 業を縮小し、投資銀行部門で約1700人を追加削減する可能性があると、 キアン・アボホセイン氏ら米銀JPモルガン・チェースのアナリスト が指摘した。

アナリストらは20日のリポートで、「UBSが投資銀行部門を縮 小し、プライベートバンク事業の支援を主な役割とするような戦略を 投資家は歓迎するだろう」とした上で、「投資銀行事業に割く資本を大 幅に縮小し、同部門と全行のリターンを高めるような再編を予想して いる」と記述。

債券事業のリスク加重資産を700億スイス・フラン(約6兆円) 減らすことで、約70億フランの資本を自由にすることができると試算 した。また、投資銀行部門全体の約11%に相当する人員を、発表済み の1575人前後に加えて削減するとみている。

UBSのトム・ナラティル最高財務責任者(CFO)は4日、ロ ンドンでの投資家説明会で、投資銀行部門で今後「助言と資本市場、 顧客フローとソリューション事業」に集中し、「複雑さを減らす」方針 を示した。

UBSは11月17日に投資家に戦略を説明する。JPモルガンの アナリストらは同行が金利と仕組み信用商品事業を現在の3分の1の 規模とし、商品事業から撤退、クレジットトレーディング部門を約 20%縮小すると予想した。

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