欧州株:反落、欧州首脳の意見対立を懸念-ウニクレディトが安い

20日の欧州株式相場は反落。 2週間ぶりの大幅安となった。ユーロ圏の首脳が域内債務危機を収束 させる計画で合意するにはほど遠い状態にあるとの懸念が強まった。

イタリアの銀行インテーザ・サンパオロやウニクレディトを中心 に銀行株が下落。社債リスクが高まったことが背景。スイスのバイオ 企業アクテリオンは約1年半ぶりの大幅安。同社は医薬品販売が来年 は減少するとの見通しを示した。フランスのエンジニアリング会社、 シュナイダーエレクトリックは今年の利益見通しを下方修正したこと を手掛かりに売り込まれた。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%安の233.07。4日以 来の大幅下落となり、2月に付けた年初来高値からは20%の値下が りとなった。独紙ウェルトがドイツは23日開催予定の欧州連合(E U)首脳会議を延期する可能性を否定していないと報じると、同指数 は下げ幅を拡大した。

スイスカント・アセット・マネジメントの運用担当者、ベン・ハ ウツェンベルガー氏は「市場は今、解決を求めている」と指摘。「現 在の質への逃避の動きは、投資家の信頼感がいかに弱いかを示して いる」と述べた。

この日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が下 落した。

ストックス600指数の業種別では銀行株指数の下げが最もきつ かった。インテーザ・サンパオロは9.8%安の1.20ユーロ。ウニ クレディトは12%急落し84.6ユーロ・セント。アクテリオンは

9.7%安の30.70スイス・フランと、昨年3月以来の大幅安。シュ ナイダーエレクトリックは7.6%下落の41.22ユーロで終了した。

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