ブラジル中銀:政策金利を0.5%引き下げ11.5%に-市場の予想通り

ブラジル中央銀行は19日の金 融政策委員会で、政策金利を12%から0.5ポイント引き下げ11.5% とすることを決定した。欧州ソブリン債危機が続く中、ブラジル経済 の成長鈍化に対応し、2会合連続で利下げした。

利下げ決定は全会一致だった。ブルームバーグがまとめた68人 のアナリスト調査では61人が0.5ポイントの利下げを予想。5人が

0.75ポイント、2人が1ポイントの利下げを予想していた。

同中銀は利下げ決定に伴う声明で「一段と抑制された世界的な環 境からの影響をタイムリーな形で緩和していくために、政策金利の水 準を緩やかに調整することは、インフレが2012年の目標に収束して いくシナリオに一致する」との見解を示した。

INGファイナンシャル・マーケッツのブラジル担当チーフエコ ノミスト、グスタボ・ランゲル氏(ニューヨーク在勤)は、政策当局 は世界需要の鈍化が利下げによる景気刺激効果を打ち消し、6年ぶり の高水準のインフレを抑制すると考えていると指摘した。中南米では 1年半前にコロンビア中央銀行が政策金利を引き下げて以来、ブラジ ル以外で利下げした中銀はない。

同氏はブラジル中銀の利下げ決定前に電話インタビューで、「こ の利下げサイクルは基本的にギャンブルだ」と述べ、「チリやペルー などの国は危機が深刻化すればディスインフレの影響を強く受けると みられるが、まだ何も行動していない」と語った。同氏はこの日の

0.5ポイントの利下げを正確に予想していた。

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