NY金先物:3日続落、救済基金拡大めぐる報道で逃避需要が後退

ニューヨーク金先物相場は3 日続落。フランスとドイツが欧州の救済危機の規模拡大で合意に近づ いているとの観測から、逃避資産としての金の需要が後退した。

英紙ガーディアンは、両国が今週末の欧州連合(EU)首脳会議 を前に救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の規 模を現在の4400億ユーロから2兆ユーロに拡大することを支持し ていると報じた。金は先月6日に付けた過去最高値のオンス当たり

1923.70ドルから14%下落。欧州の財政問題を背景に株式や商品 の売りが膨らんだことが背景。

MFグローバル・ホールディングスのシニア市場ストラテジスト、 アダム・クロフェンシュタイン氏は電話インタビューで、「市場には 自信がない」と指摘。「人々は欧州からもっとニュースが出てくるの を待っている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比0.4%安の1オンス=1647ドルで終了。今週に入 ってからの下落率は2.1%に拡大した。