英国債:3日ぶり下落-欧州救済基金の規模拡大観測で安全需要が後退

19日の英国債相場は3日ぶり に下落。フランスとドイツがユーロ圏の困難に陥った諸国を対象にし た救済基金の規模拡大で合意したと報じられたことを背景に、比較的 安全とされる英国債の需要が後退した。

10年債利回りは1週間ぶり低水準から上昇。英紙ガーディアン の報道によれば、メルケル独首相とサルコジ仏大統領が欧州金融安定 ファシリティー(EFSF)の規模を4400億ユーロから2兆ユーロ に拡大することで合意した。

エボリューション・セキュリティーズ(ロンドン)の債券アナ リスト、エリザベス・アフセス氏は、独仏両国は「何らかの策をまと めることを公約しており、少なくとも解決策の一部は打ち出すだろう」 と述べ、「こうしたことからリスク意欲がこの日は旺盛で、安全資産と される国債相場は下落した」と続けた。

ロンドン時間午後4時19分現在、10年債利回りは前日比3ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.46%。18日に は2.40%まで下げていた。同国債(表面利率3.75%、2021年9月 償還)価格はこの日、0.270下げ111.225。