セントルイス連銀総裁:政策は「適度に緩和的」-景気後退を回避

米セントルイス連銀のブラード 総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)の現行の政策について「適 度に緩和的」だと述べた。また経済が再びリセッション(景気後退) に陥る可能性は低いとの認識を示した。

ブラード総裁は19日、ブルームバーグラジオのインタビューで 「8月以降抱えていたリセッションのリスクは回避した可能性が高い」 と指摘。最近の経済指標では「上向きのサプライズ」が見られている と続けた。

また追加の資産購入は金融当局の「最も強力な手段だ」と指摘し ながらも、現段階で国債の買い増しは支持しない考えを示した。総裁 は「政策はすでに適度に緩和的であり、国債の買い増しを今実施する 状況にあるとは私は考えていない」と述べた。

経済については、「リセッションに陥ることなくうまく乗り切れる と考えている」とし、年後半は2-2.5%成長を見込んでいると述べ た。その上で、「素晴らしいとは言えないが、今夏に考えられていたよ りも良い状態にはある」と付け加えた。

ブラード総裁は経済成長が低迷している背景について、2000年代 の住宅バブルの後遺症だと指摘。経済への投資はリセッション前の水 準を回復していないとの見解を示した。