「極めて過大評価」の豪ドル、最も強い下押し圧力受ける公算-BBH

豪ドルは、高利回り資産の上 昇傾向が反転する場合、対米ドルでG10(主要10カ国)通貨の中で 最も強い下押し圧力にさらされることになる。ブラウン・ブラザー ズ・ハリマン(BBH)が予想した。

BBHの為替ストラテジスト、マーク・マコーミック氏(ニュ ーヨーク在勤)は18日、電話インタビューに答え、オースラリア経 済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が健全でも、「極めて過 大評価」の豪ドルのサポート材料にはならないとの見方を示した。 豪ドルはG10通貨の中で、20日移動平均を最も大きく上回っている という。

豪ドルはニューヨーク時間18日午後0時46分(日本時間19 日午前1時46分)現在、1豪ドル=1.0239米ドル。20日移動平均 は0.9891米ドル。今月4日からは7%上昇している。S&P500株 価指数は先週、週間ベースで2009年7月以来の大幅高を演じた。

マコーミック氏は、こうした危険な上昇は勢いを失ってきてお り、リスク志向が急激にしぼむ場合、通貨の中で影響が最も顕著な のは間違いなく豪ドルとみる。「市場が再び大きく打撃を受ける場 合、他通貨のここ2週間の動向との比較で、豪ドルは最も大きく反 落する可能性が高い」と語った。豪ドルの次の支持レベルは0.9891 米ドルだという。