2歳未満の乳幼児にテレビ見せるべからず、学習能力に悪影響-米学会

2歳未満の乳幼児はテレビやビデ オを視聴すべきではないとの指針を、米国小児科学会が示した。会話 能力などの発達の遅れにつながる恐れがあるとしている。

乳幼児とテレビに関する指針は1999年に米国小児科学会が初めて 発表した。同学会は18日、ボストンで開いた会議で、多数のスクリー ン装置の導入やテレビ視聴が学習や思考、言語能力、情緒や行動に与 えるマイナスの影響に関する過去10年間にわたる新たな研究結果を踏 まえて再度この指針を示した。

医師らによると、乳幼児は遊びや人々との交流からより多くの事 柄を学ぶ。また、子供が周囲にいる時に自分たちのテレビ番組を見て いる親は注意が散漫になり、それが子供の発達の鍵となる遊びや活動 を損なう場合がある。同学会によると、親は子供の寝室にテレビを設 置するのは避け、自身のメディア利用が子供たちにマイナスの影響を 及ぼす恐れがあることを認識すべきであると指摘している。

同学会が18日発表した文書でアリ・ブラウン氏は「最初の指針で 提起された懸念については現在、さらに関連性が高まっており、この 年齢層に関してより包括的な指針を示す必要があると考えた」として いる。指針は小児科ジャーナル11月号で発表される。

指針には、就寝時間帯のテレビ視聴が睡眠不足の原因となったり、 「メディアを過度に利用する」幼児は就学後、言語能力の習得が遅れ たりするリスクにさらされていることを示すデータも付記されている。

また、乳幼児の「教育用」として販売されているビデオは、証拠 に裏付けられたものではないとしている。

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