BOAモイニハン氏、新手数料は顧客とより多くの関係構築もたらす

米銀最大手バンク・オブ・ア メリカ(BOA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CE O)は、同行がデビットカード利用客を対象に導入する月間5ドル (約380円)の新たな手数料に関連して、手数料の支払いを回避で きるより多くのサービスの利用促進を通じて顧客の取り込みが可能 との認識を示した。

モイニハンCEO(52)は18日、アナリストとの電話会議で、 「手数料は顧客とより多くの関係構築をもたらす」とした上で、 「結果的に素晴らしい活力になるとわれわれは安心している」と語 った。

同CEOは先月、デビットカード利用客から手数料を徴収する 計画を発表。ただ、①口座に最低2万ドルの預貯金がある②同行の 住宅ローンを利用している③口座がメリルリンチの証券口座と連携 している-顧客は対象外になるとしている。クレディ・スイス・グ ループのアナリスト、モシュ・オレンバック氏は電話会議で、手数 料導入で顧客離れが起きる恐れはないかと同CEOに質問した。

同CEOは、デビットカード手数料は同行の現金自動預払機 (ATM)やオンラインバンキングを利用しているが、その他のサ ービスは利用していない顧客が対象になると説明した。

デビットカードでの取引の際に小売業者側が支払う手数料が新 規制で引き下げられたことを受け、銀行各行はこの減収分の回復を 試みている。ウェルズ・ファーゴは試験的に月3ドルの手数料を徴 収、リージョンズ・ファイナンシャル・コープやサントラスト・バ ンクスも同様の手数料を導入した。