S&P:エジプト格付けを「BB-」に下げ-赤字抑制困難との見方で

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、エジプトのソブリン債格付けを1段階引 き下げた。新政権が発足しても、拡大する財政赤字を抑制できず、外 貨準備高の減少に歯止めがかからない可能性を理由に挙げた。

18日の発表資料によると、S&Pは同国の長期外貨建てソブリン 格付けを「BB」から「BB-」に、長期自国通貨建て格付けは「B B+」から「BB-」にそれぞれ引き下げた。外貨建ておよび自国通 貨建ての短期格付けはいずれも「B」に据え置いた。見通しは引き続 き「ネガティブ(弱含み)」とした。

エジプトでは2月のムバラク政権崩壊後も衝突が続いており、混 乱は経済に響いている。MFグローバルの新興市場担当ストラテジス ト、マイケル・ローチ氏はニューヨークから電話取材に応じ、「ムバラ ク政権時代と比較すると、ソブリン債の信用力の指標が悪化している」 と語った。

S&Pは、エジプトで一段と多元的な社会への政治的な移行が予 想ほど円滑に進まず、政府の借り入れ需要を賄うことがより困難にな れば、すでに投資適格級を下回っている同国格付けがさらに引き下げ られる可能性もあるとした。

-- With assistance from Ahmed A Namatalla in Cairo. Editors: Marie-France Han, Glenn J. Kalinoski

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Tal Barak Harif in New York at +1-212-617-3026 or tbarak@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos at +1-212-617-5105 or papadopoulos@bloomberg.net

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