S&P500種は1250突破し頭打ちか、その後5.6%下落も-デマーク氏

米S&P500種株価指数は今週約 4%値上がりした後に上昇局面が終わる-。相場の転換点を特定する 指標を考案したトム・デマーク氏はこのようにみている。

デマーク氏は先月、同指数が1076で下げ止まると予想し、同指数 は実際に1074.77で底入れした。同氏の18日付のリポートによると、 それ以降最大で14%上昇した同指数の戻り相場は勢いが衰える見込 みで、1254まで上昇した後は少なくとも5.6%値下がりするという。

マーケット・スタディーズの創業者であるデマーク氏は「このラ リーは空売りする投資家を圧迫し、遅れて買いだした投資家を消耗さ せるはずだ。ラリーは速いだろう」との見方を示した。

企業収益への楽観的な見方や欧州首脳による銀行支援に向けた動 きを背景にS&P500種は10月14日までの9営業日に11%上昇。2009 年3月以来最大の上げとなった。この反発で同指数は1074.77-

1230.71という約2カ月間のレンジの上限に接近した。

デマーク氏は、18日の同指数の終値が12日終値の1207.25を超 えれば、4日前の終値を上回る状態が9営業日連続で続くことになり、 売りシグナルになると指摘。14日に付けた2カ月ぶりの高値1224.58 を超えて取引を終えれば「完璧」に売りの段取りが整うとした。