米ヤフー:7-9月利益、市場予想上回る-広告市場拡大で

米インターネット企業ヤフーの7 -9月(第3四半期)決算は、オンライン広告市場の拡大を背景に利 益が市場予想を上回った。

同社が発表した資料によれば、一部項目を除いた1株利益は21 セント。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は17セントだ った。純利益は前年同期比26%減の2億9330万ドル(約225億円)、 1株当たり23セント。前年同期は3億9610万ドル、1株当たり29 セントだった。

ヤフーは9月に、キャロル・バーツ最高経営責任者(CEO)を 解任した。共同創業者ジェリー・ヤン氏の先月のメモによると、それ 以降、複数の候補が同社への関心を示してきたという。

調査会社Eマーケターによれば、今年の米国のオンライン広告向 け支出は20%増の313億ドルになる見通しで、ヤフーの収入に寄与し ている。

B.ライリー・アンド・カンパニーのアナリスト、サミート・シ ンハ氏は「人々が考えていたほど事業は悪くない」と述べた。同氏は ヤフー株への投資判断を「「買い」としており、保有はしていない。

ヤフー株はこの日のニューヨーク市場の時間外取引で、通常取引 の終値(15.47ドル)を4.3%上回る16.14ドルを付けた。

売上高

第3四半期の売上高は、提携先サイトへの支払い分を除いたベー スで前年同期比4.6%減の10億7000万ドルで、アナリスト予想平均 と一致した。地域別ではアジアが20%増の2億2160万ドル、米州地 域は12%減の7億5370万ドルだった。

ヤフーは10-12月(第4四半期)の同ベースの売上高については、 11億3000万-12億4000万ドルの範囲と予想。ブルームバーグのデー タによれば、アナリスト予想は12億1000万ドル。