米公定歩合議事録:9月の経済成長は「緩やか、ないしは横ばい」

米地区連銀の大部分の理事らは9 月に米経済が緩やかに成長しているか、少しも成長していないと見て いたことが、米連邦準備制度理事会(FRB)が18日公表した公定 歩合議事録で明らかになった。

議事録によると、12の地区連銀の理事らは「雇用と生産に関し て新たに入ってくるデータが概して弱いことを踏まえ、経済成長の見 通しに引き続き慎重な姿勢」で、「大部分の理事らは全体的な経済活 動を緩やか、ないしは横ばいと表現し、多数の理事が先行きは異常に 不透明だと考えていた」。

公表された議事録は8月と9月の3回の会合分。それによると、 「複数の理事は、最近の不安定な株価動向と欧米の財政問題への長引 く不透明感、幅広い経済情勢をめぐる懸念を受けて、消費者や企業が 警戒を強め、自制していると指摘した」。「理事らはまた、雇用の伸び 悩みや依然として低迷する住宅セクターが経済を妨げる状況が続いて いる点にも言及した」という。