米インテル:売上高見通しは市場予想上回る-ノートPCの需要堅調

世界最大の半導体メーカー、米イ ンテルが示した10-12月(第4四半期)の売上高見通しは、一部のア ナリスト予想を上回った。ノート型パソコン(PC)の堅調な需要が 背景にあると説明した。株価は時間外取引で一時5.1%上昇した。

18日の発表資料によると、第4四半期の売上高は147億ドル(約 1兆1300億円)からプラスマイナス5億ドルの範囲になる見通し。ブ ルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は142億ドルだった。粗 利益率は約65%の見込み。

インテルは、ノートPCの販売が収益を押し上げていると説明し た。今回の見通しは、消費者がノートPCよりタブレット型端末やス マートフォン(多機能携帯電話)を選好しつつあるとのアナリストの 予想に反するものとなった。インテルは、同業の米アドバンスト・マ イクロ・デバイシズ(AMD)が半導体新製品を十分に供給できてい ないことによる恩恵も受けた可能性がある。

米キャピタル・アドバイザーズのキース・ゴダード最高経営責任 者(CEO)は「これまでのところ、インテルはPCやノートPC向 け製品で正しい対応を取っている。米国以外のトレンドはタブレット 中心ではない」と話した。

インテルは自社株買いプログラムの規模も100億ドル引き上げた。 インテルの株価は発表を受けて一時24.60ドルに上昇した。通常取引 終値は前日比0.5%高の23.40ドル。年初来では11%上昇している。

ステーシー・スミス最高財務責任者(CFO)はインタビューで、 「新興市場は当社の技術を組み込んだ製品をより手頃に入手できる状 況となっており、かなりの売り上げの伸びを実現している」と説明し た。

7-9月期決算

インテルが同日発表した7-9月(第3四半期)決算は純利益が 34億7000万ドル(1株当たり65セント)と、前年同期の29億6000 万ドル(同52セント)から増加した。アナリスト予想平均は1株当た り61セントだった。売上高は前年同期比28%増の142億ドルと過去最 高となった。アナリスト予想平均は139億ドルだった。

粗利益率は63.4%。PC向け半導体部門の売上高は22%増の94 億ドル。サーバー向け半導体部門は15%増の25億ドルだった。