NY金先物:続落、2週間ぶり大幅安-ドルの上昇で代替需要が後退

ニューヨーク金先物相場は続 落。2週間ぶりの大幅安となった。ドルの上昇で代替資産としての金 の需要が後退した。

ドルは主要6通貨のバスケットに対してこの日は一時0.5%高。 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがフランスの最 上級格付けは圧力にさらされているとの見解を示したことで、欧州の 首脳にとって域内債務危機の解決は困難なものになるとの懸念が広が ったことが背景。中国の7-9月(第3四半期)の国内総生産(GD P)は2009年以来の低い伸びに鈍化した。ドルは先月6%上昇した 一方、金は11%値下がりした。

TEAMファイナンシャル・マネジメント(ペンシルベニア州ハ リソン)のジェームズ・デーリー氏は電話インタビューで、「ドルの 上昇で金が押し下げられている」と指摘。「世界的な景気不安が市場 にのしかかっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比1.4%安の1オンス=1652.80ドルで終了。中心 限月としては4日以来の大幅安となった。