メルケル独首相:EU首脳会議は危機解決の最終ステップでない

ドイツのメルケル首相は23日の 欧州連合(EU)首脳会議が「重要なステップ」になるとしながらも、 ユーロ圏のソブリン債危機を解決する最後のステップにはならないと 述べた。

メルケル首相は18日遅く、ベルリンで記者団に対し、「こうした ソブリン債務は何十年もかけて積み上がったものであり、一度の首脳 会議で終止符を打つことにはならない」と説明。危機に歯止めをかけ る責務を欧州の当局者らは認識しているが、「厳しくて時間のかかる取 り組みが必要になる」と述べた。

同首相が首脳会議への期待感の高まりを抑えようとする姿勢を示 したのは、ここ2日間で2度目。

メルケル首相はウルグアイのムヒカ大統領との会談後、EU首脳 会議は「重要なステップだが、さらなるステップがそれに続くことに なる」と説明。首脳会議では「適切かつ重要な決定」が下され、それ には世界の多くの地域の繁栄が欧州債務危機の解決にかかっているこ とへの「明確なコミットメント」が含まれるとした。

同首相は、この日のキリスト教民主同盟(CDU)の会合で、ユ ーロ圏当局者は危機の解決に向けてミリ単位でしか動いていないと語 っていた。会合は非公開だとして参加者1人が匿名を条件に記者団に 明らかにした。

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