欧州株:続落、仏格付けへの圧力で債務危機懸念が再燃-BHP安い

18日の欧州株式相場は続落。 フランスの格付けをめぐる懸念が欧州に対する危機解決への圧力をさ らに強めたほか、中国の経済成長減速も売り材料となった。

資源大手の英豪系BHPビリトンとリオ・ティント・グルー プを中心に鉱山株が下落。金属相場の値下がりが背景。仏銀BNP パリバとソシエテ・ジェネラルも下げた。米格付け会社ムーディー ズ・インベスターズ・サービスは、フランスの「AAA」格付けに 圧力がかかっていると指摘した。仏ダノンは上昇。ミネラルウオー ターの「エビアン」や「ボルヴィック」などのブランドを保有する ダノンがサントリーホールディングスへのウオーター事業売却で交 渉していると、事情に詳しい関係者3人が明らかにしたことが好感 された。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の235.33。独政 府の広報官が前日、ユーロ圏指導者は次回会合で域内債務危機への 即効薬を処方するわけではないとの見方を述べたことが嫌気され、 同指数は前日1%下落した。

アセナゴン(ミュンヘン)のチーフエコノミスト、マーティ ン・ヒューフナー氏は、「危機はまだ終わっていない」と述べ、 「過去数週間でかなり大幅な上げが続いていたが、それは行き過ぎ だった。それを裏付けるだけのファンダメンタルズ(経済の基礎的 諸条件)がない」と続けた。

中国の7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は、 前年同期比9.1%と2009年以来の低い伸びだった。

BHPは0.8%安、リオ・ティントは4.3%値下がりした。 ロンドン市場では銅が続落した。

BNPは3.6%安、ソシエテ・ジェネラルは5%下落した。

ダノンは2.2%上昇。同社の7-9月(第3四半期)決算は 売上高が予想を上回った。中国とインドネシアでベビーフードや医 療用栄養製品の販売が好調だった。

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