米ゴールドマン:1-9月の報酬準備、1人当たり2250万円に減少

米ゴールドマン・サックス・ グループは従業員に支払う報酬の準備として、1-9月に100億 ドル(約7700億円)を積み立てた。積立額は前年同期を24%下 回った。収入減に加え人員数が減ったことを反映した。

積立額は9月末時点で3万4200人の従業員1人当たりでは 29万2836ドル(約2250万円)に相当。前年同期は131億ド ルを積み立て、従業員3万5400人に対して1人当たり37万706 ドルだった。

ゴールドマンなど金融機関は「ウォール街を占拠せよ」と銘 打ち少数の高額所得者と一般市民との格差の是正を訴える運動 の標的になっている。米クイニピアック大学の最新世論調査によ ると、ニューヨーク市の有権者の67%はこの運動を支持してい る。

金融危機中に銀行持ち株会社に転身する前にウォール街の 高報酬の記録を塗り替えたがゴールドマンだが、トレーディング 収入の低迷で2年連続の報酬減少となりそうだ。収入のうち報酬 に充てる割合は2010年に39%だった。今年1-9月は44%。 同期間に報酬は25%減少している。

米銀JPモルガン・チェースは先週、第3四半期に投資銀行 部門の人員が4%近く減少し、報酬に振り向ける資金は28%減 らしたことを明らかにしている。

JPモルガンの1-9月の報酬準備額は1人当たり28万 9611ドルだった。

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