ドイツ:10月ZEW景況感、マイナス48.3に悪化-債務危機響く

ドイツの欧州経済研究所セン ター(ZEW)がまとめた10月の独景況感指数は約3年ぶりの低 水準となった。欧州の債務危機が銀行システムに波及し、成長を阻 害するとの懸念が強まっている。

ZEWが18日発表した10月の期待指数はマイナス48.3と 9月のマイナス43.3から悪化し、2008年11月以来の水準に落 ち込んだ。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト39人を対象 に実施した調査では中央値でマイナス45が見込まれていた。期待 指数は今後6カ月の見通しを示す。

北ドイツ州立銀行(ノルトLB)のエコノミスト、イエンス・ クラマー氏(ハノーバー在勤)は、「景気減速がついにドイツまで やって来た」と述べた。「とはいえ、減速という話であって、急低 下するということではない」と付け加えた。

ZEWによれば、10月の現状指数は38.4と、前月の43.6 から低下した。

ユーロの対ドル相場は統計発表後に下げ幅を拡大。フランクフ ルト時間午前11時10分(日本時間午後6時10分)現在は1ユ ーロ=1.3668ドルで取引されている。