中国株(終了):下落、約1カ月ぶり大幅安-国内経済の成長鈍化で

中国株式相場は下落。上海総合指 数がほぼ1カ月ぶりの大幅安となった。中国が7-9月(第3四半期) に2年ぶりの低成長となったことに加え、ドイツ政府当局者の発言で 欧州債務危機の早期解決への期待が後退したことが響いた。

中国最大の石油会社、ペトロチャイナ (中国石油、601857 CH) と国内産銅最大手の江西銅業(600362 CH)を中心に商品関連銘柄が下 落。7-9月期の中国GDP(国内総生産)が、エコノミスト予想を 下回る伸びにとどまったことがマイナス材料となった。セメントメー カー国内最大手の安徽海螺水泥(600585 CH)も安い。不動産開発で中 国最大の万科企業(000002 CH)は2%安。

一方、上海市場にこの日上場した水力発電ダム建設で中国最大手 の中国水利水電建設(601669 CH)は、新規株式公開(IPO)価格に 比べ17%上昇。同社のIPOは中国で今年最大だった。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「GDP統計の数字は それほど悪くなかったが、欧州危機がなお株式相場の重しとなってい る」と指摘、「手元資金の不足も相場上昇を抑える要因だ」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比56.92ポイント(2.3%)安の2383.49と、下 落率は先月22日以来の大きさとなった。上海、深圳両証取のA株に連 動するCSI300指数は前日比2.8%安の2592.21で引けた。

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