ドコモ:データ定額を一部値下げ、iPhone陣営との競争で

国内携帯電話首位NTTドコモは 11月から、データ通信料の一部を値下げする。米アップルのスマート フォン(多機能携帯)「iPhone(アイフォーン)」代行販売に、 従来の同3位ソフトバンクだけでなく今月から同2位KDDIが加わっ て顧客獲得競争が激化する中、値下げなどで対抗する形だ。

18日に都内で冬春向けの端末・サービス発表会を行った。同日発 表の24端末のうち、スマートフォンは14機種。11月からは端末を経 由してパソコンなどを無線LAN(域内通信網)接続する場合のデータ 定額の上限を、従来よりも21%安い月8190円とする。

昨年12月にデータ限定で開始した高速の3.9世代サービス「Xi (クロッシィ)」でも、一律型データ定額の月額上限を11月から来年 4月までに限り、通常より26%安い4410円とする。同月からの音声サ ービス追加に合わせ、ドコモ契約者間の通話料を一律で月1480円とす る定額制も適用する。

会見した山田隆持社長はクロッシィについて、料金面での優遇策や 基地局設置計画の上積みによるカバー範囲拡充により、従来は100万件 と見込んでいた来年3月末時点での契約見込みを140万件に伸ばせると の試算を示した。9月末時点の契約数は40万件程度。

同社は13年3月末までのクロッシィの設備投資を累計3000億円と 計画。山田氏は会見後に記者団に対し、基地局設置加速で投資額が「1 割くらい」増える見通しだと語った。

同社広報担当の美濃部直子氏によると、16年3月末時点でのクロ ッシィの顧客獲得目標は3000万件。山田氏は基地局拡充などでこの目 標がどの程度上振れるかについては、明言を避けた。

山田社長はまた、4-9月の同社のスマートフォン販売台数が363 万台だったと語った。今期(12年3月期)の販売計画は600万台。

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