東欧・中央アジアの経済成長に打撃、ユーロ圏危機長期化で-EBRD

欧州復興開発銀行(EBRD) は、「長引く」ユーロ圏債務危機の影響で、東欧・中央アジアの経済 成長率が「大幅に」鈍化していると指摘した。

EBRDは18日のリポートで、同行が投資している東欧・中央 アジア29カ国の2012年の成長見通しを3.2%と、7月時点の4.4% から引き下げた。今年についても4.8%から4.5%に予想を下方修正 した。

EBRDは3カ月前にはユーロ圏発のリスクは抑制されるといっ た「比較的良好な外部環境」を想定していたが、今ではエスカレート する危機が貿易や銀行間の密接な関係を通じて東欧に悪影響をもたら しているとみている。同行の中心的なシナリオでは、ユーロ圏問題の 影響は最終的には抑えられるものの、長期にわたり続く見込みだ。

EBRDのチーフエコノミスト、エリック・バーグロフ氏は14 日の電話インタビューで、「今回の危機が深刻化していることは明ら かだ」と指摘。「適正な措置を策定しても、実施するにはある程度時 間がかかる。いかなる方法で危機を解決するとしても、信用面で東欧 地域への幾分かの影響があるだろう」と予想した。

原題:East Europe’s Growth Hurt by ‘Protracted’ Euro