タイの洪水被害、首都バンコクに迫る-都知事は土のう120万袋要請

タイの首都バンコクに北部のダ ムから放流された大量の水が迫る中、スクムバン都知事は首都防衛 のため土のう100万袋余りを要請した。

スクムバン都知事は17日遅くにテレビ放送された記者会見で、 政府に120万袋の土のうを今すぐ提供するよう要請したと述べ、「そ うしなければ手遅れになる。これからの一瞬一瞬が極めて重要だ」 と強調した。

土のうの不足は拡大している。政府のショーン・ブーンプラコ ン報道官は18日の電話取材に対し、土のうの価格が15倍に跳ね上 がり1袋75バーツ(約188円)になっていると指摘。「現場からの 正確な情報が不足している」ため情勢は不透明であるとしながらも、 首都の内部は差し迫った脅威に直面していないと付け加えた。

タイ当局は豪雨でバンコク北部のダムの放流を余儀なくされ、 50年で最悪の洪水被害に見舞われている。政府によると、これまで に死者は300人を上回り、930以上の工場が浸水した。スクムバン 都知事によると、主に国内便が離発着するドンムアン空港の周辺を 含むバンコク北部の郊外では洪水が発生する恐れがあるという。

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