米エル・パソの「うまみのある」シェールガス資産、石油各社が注目

米エル・パソの石油・天然ガス 部門をめぐり、インドのリライアンス・インダストリーズやノルウェー のスタトイル、米オクシデンタル・ペトロリアムなどが買収に名乗りを 上げる可能性がある。これらの企業は米国でシェールガス資産の権益拡 大を目指しているためだ。

エル・パソを今週、211億ドル(約1兆6200億円)で買収するこ とで合意した米キンダー・モルガンは、エル・パソの探鉱事業の買い手 を探している。売却資金を債務の返済の一部に充てる予定だ。キンダ ー・モルガンによるエル・パソ買収で米国最大のガスパイプライン網が 誕生した。

ブルームバーグが集計したデータによると、売却予定の資産には 50万エーカーを超えるシェール層が含まれ、総額は73億ドルに達する 可能性がある。グローバル・ハンター・セキュリティーズ(テキサス 州)のシニア・エネルギースペシャリスト、ダン・モリソン氏は17日 のインタビューで、豊富な資金を保有する米国外の複数の企業が買収 に名乗りを上げそうだと述べた。

モリソン氏は「これは長い間、市場で目にすることのなかった最も うまみのある買収対象の1つになるだろう」と指摘。「国外の買い手は 資産に加え運営事業体も必要とするためプレミアムを支払うのは確実 だ」と述べた。