LPGタンカー輸送が好調-用船料も上昇、過去最高に達する見込み

液化石油ガス(LPG)の海上輸 送量が過去最高水準に達し、LPGタンカーの供給過剰が縮小してい る。他の運搬船が赤字を出す中で、用船料も過去最高に達すると予想さ れている。

海運コンサルタント、ローレンツェン・アンド・ステモコのクナッ ト・スタンゲブヤ・オルセン氏によると、LPGの海上輸送量は今年

7.9%増の6020万トンになる見通し。同氏によると、月間用船料は来 年7-9月(第3四半期)までに前回の過去最高127万ドルを上回り、 過去最高を更新する見込み。現在は90万ドル。同氏は以前、LPGタ ンカーの船主企業最大手であるBWガスのマネジャーを務めていた。

これはLPGを副産物とする天然ガス生産と原油の精製が拡大して いることが背景。最も大型の鉄鉱石運搬船の収益は過去3年間に87% 下落し、一部の超大型原油タンカーの船主企業は赤字を出している。一 方、LPGの用船料は今年に入ってほぼ2倍に上昇している。ガスの供 給は運搬船供給の2倍以上の速度で拡大しており、LPGタンカーを運 航するエクスマール(ベルギー)の利益も今年、約2倍になるとアナリ ストの間で予想されている。

エクスマールの用船担当者、ディエゴ・デ・ポッター氏は「スポッ トの積み荷に回せる船は多くない」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE