SMBC日興、JICAが主幹事から除外、インサイダー問題が影響

国際協力機構(JICA)が財投機 関債発行の際の主幹事からSMBC日興証券を除外する方針を固めた ことが分かった。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。SMBC 日興がインサイダー取引の容疑で証券取引等監視委員会から調査を受 けている問題の影響が業務面で広がってきた。

今回、除外されるのは12月に発行する初の個人向けJICA債の 計200億円。JICAは問題が発覚した6日から対応を検討していた。 SMBC日興の除外により主幹事は大和証券キャピタル・マーケッツ、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の2社となる。JICAは18日 午前、ウェブサイトで主幹事の変更を正式発表した。

SMBC日興は、今回のインサイダー問題の関連で、日産フィナン シャルサービスの社債発行でも同証券が主幹事からすでに外されてお り、問題の証券業務への影響が拡大してきた。

SMBC日興は、担当したワイン商社「エノテカ」の公開買い付け (TOB)で執行役員が公表前に知人に情報を漏らしたとして監視委か ら強制調査を受けているとの朝日新聞の報道に関連して6日、調査の事 実を認めた。JICA債からの主幹事除外について、SMBC日興証券 広報担当の国吉清夫氏はコメントを控えた。

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