シカゴ連銀総裁:米経済は雇用と生産の非常に大きな不足に直面

米シカゴ連銀のエバンス総裁は17 日のデトロイトでの講演で、米国が「生産と雇用の非常に大きな不足」 に直面していると述べ、米連邦準備制度理事会(FRB)がその責務 を果たすのを確実にするための新たな政策措置を求めた。

エバンス総裁は先月の講演で公表した提案を繰り返し、失業率が 7%を下回るか中期的なインフレ見通しが3%を上回るまで、米政策 金利の誘導目標をゼロ近辺にとどめるよう訴えた。また、こうした目 的が達成されなければ、一段の資産購入を支持すると語った。

講演テキストによれば、同総裁は「こうした政策提案は理解し難 く、リスクが高いとさえ思う人たちもいるかもしれない」と述べた上 で、「しかし現在は普通の状況ではない」と説明した。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、一部 の参加者は追加資産購入を選択肢として温存することに支持を表明し た。この日の発言によって、エバンス総裁はそのうちの1人だったこ とが分かる。同総裁は大半のFRB高官と異なり、失業を押し下げる 限りにおいて比較的高いインフレ率を容認する姿勢を繰り返し表明し ている。

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