東電:冷温停止3年維持、炉心損傷事故5000年に1回-施設運営計画

東京電力が経済産業省原子力・安全 保安院に提出した福島第一原子力発電所1-4号機に対する施設運営計 画では、今後3年にわたって原子炉に注水することにより、冷温停止状 態を維持することが可能との見解が盛り込まれた。

保安院は22日に福島県いわき市に専門家を集めてこの計画が妥当 かどうか意見を聴取する。福島第一原発を視察した上で最終的な評価 を下す。

同計画によると、17日時点の注水量は毎時2-8トンで、いずれも 原子炉圧力容器下部の温度は100度以下で安定している。時間の経過に 伴って核燃料の崩壊熱は減少するため、注水量も減らすことができる という。

東電は確率論的安全評価と呼ぶ手法を使って、福島第一原発で再び 炉心損傷事故が起きる確率を約5000年に1回とした。事故前は1000万 年に1回と試算していた。炉心再損傷の判定条件としては炉心の一部の 燃料の表面温度が1200度を上回ることとした。冷却機能喪失から18時 間後までに注水ができれば炉心再損傷は防止できるとしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE